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ダブリンに住んだほうがいい人
田舎暮らしに慣れていない人
アイルランド首都のダブリンは国内で唯一の都会です。こんなことを言ったら怒られてしまうかもしれませんが、アイルランド全体が大きな田舎の国といっても過言ではありません。(ごめんなさい)日本で言う東京ですが、規模の差に驚いてしまうかもしれません。
私が実際に住んでみて感じたのは、アイルランドは北海道に似ています。山はありませんが、田舎に行くと牧草地が広がり牛や馬などの家畜がたくさんいます。そのため何もない不自由な環境が苦手な人や、たくさんの人と出会いたい人には向いていません。
買い物が好きな人
ダブリンの町はコンパクトですが、流行りの洋服屋さんなど、基本的なお店はすべて街中に揃っています。一方ダブリンを離れると、それぞれのお店に徒歩圏内で行けない可能性がありますし、そもそもの店舗数は圧倒的に少なくなります。アイルランドは電車の路線が発達しておらず車社会なので、バスを駆使して目的地に着く必要があります。
ヨーロッパ旅行に行きたい人
これはダブリンに住む大きなメリットですが、ダブリン市内からダブリン空港まではすごく近いので、時間とお金に余裕さえあれば簡単にヨーロッパ旅行に行くことができます。
ダブリン空港からダブリン市街中心部のオコンネルストリートまでは、朝夕のラッシュ時を除けば片道約30分~45分で行けてしまいます。平日は学校に通って土日に旅行に行けるので、ダブリンに住む大きなメリットの一つです。
日本人と話したい人
海外にあまり行ったことがなく不安な人や、行動力のある優秀な日本人との人脈を作りたい、という人には絶対にダブリンに住むことを推奨します。ダブリンの語学学校はどこを選んでもほぼ100%日本人がいて、日本人同士でコミュニティがあるので、留学先で寂しい思いをすることも少ないかもしれません。
首都のダブリンは、留学やワーキングホリデーで来た若者や、海外赴任でアイルランドに来たサラリーマンが集まる街なので、日本人と出会えます。
語学力が心配な人
語学力が心配だし、見知らぬ土地で知ってる限りの英語を使って頑張れる自信がない…という人は迷わずダブリンを選びましょう。ほかの地域では日本人と出会えないことはありませんが、圧倒的に数は少なくなります。
ミーハーな人
最近はダブリンが舞台となった映画も多く撮影され、ダブリンの知名度もグンと上がりました。
- ONCE ダブリンの街角で
- Sing Street 未来へのうた
映画が好きだったり、U2が好きだったりする人は実際にダブリンでの暮らしを通して自分だけの世界に入ってみるのもいいですね。
ダブリン以外に住んだほうがいい人
日本人のいない環境で英語を勉強したい人
私はアイルランド西部のリムリックという街に住んでいましたが、語学学校には私の他に常時日本人が1人いる状況でした。夏休み等、学生が増える時期には学校に日本人が3人ということもありましたが、やはり日本人の少ない土地を選ぶ日本人は英語を勉強したい意欲が強いです。日本人同士での馴れ合いを求めない人もいるのは事実なので、理想と現実のギャップに落ち込む人もいます。
人の波から外れてのんびり暮らしたい人
ダブリン市内は活気があり、世界中から留学生や旅行者が訪れています。旅行気分を味わうよりは、もっと現地の生活に深く入り込みたい、という方もいますよね。そんな方はダブリンを離れて、小さな港町で暮らしてみるのもいいですね。
- ゴールウェイ
- ディングル
- ダンレアリー
- キンセール
ゴールウェイの街中
リビングコストを抑えたい人
基本的にダブリンは物価が高いです。語学学校は数が増えたのでダブリンも価格競争がおこり割安にはなっていますが、田舎に行くほど平均して数十ユーロあたり差が出てきます。
あとは家賃もダブリン中心部はかなり高いです。
まとめ こだわりがなければダブリンに住もう!
まとめると、自然を求めていたり特別な理由があったりしない限りは、ダブリンに住むことをおすすめします。もし今住んでいる街が嫌になっても引っ越しはいくらでもできるのでゆっくり考えてみてください。
ダブリンは都会といっても規模が日本の都会とは比にならないほど小さいので、田舎に住みたいなと思う人もダブリンで満足してしまう可能性だってあります。