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独断と偏見で選んだくだらないマナー
お酌するときはとっくりの注ぎ口以外から注ぐ
理由
昔、武士の時代に注ぎ口に毒を塗っているかもしれないから注ぎ口以外から注ぐ習慣ができた。とっくりの注ぎ口(くちばしの様にとがっている部分)は「円の切れ目=縁の切れ目」の意味にも取れ、注ぎ口から注ぐことは縁の切れ目を連想するから。
くだらない
いやお前は武士か。毒を気にする武士でもないのにまず丸い部分から注ぐのは意味が分からないし、とっくりのくちばし部分を本来の用途である注ぎ口として使うべき。縁の切れ目なんて言うのは取ってつけた理由でしかない。
名刺を渡すときは相手より下に出す
理由
謙虚さを示すため
くだらない
どうでもいいし時間の無駄...。ただ自然に交換すればいいものを「俺(私)より上に出しやがって!」と考える人はどれだけ余計なことを考えているんだろう。初対面の人間と会う時に意識すべきポイントはそこじゃないでしょう。
上司にエレベーターのボタンを押させない
理由
上司にエレベーターのボタンを押してもらうのは失礼にあたるから
くだらない
や、細かいことを気にしすぎでは?位置・順番的に上司がボタンの前に来たのなら押してもらえばいい。そこを無理やりボタンを奪いに行くのがマナーって...まずボタンを押したくない人はボタンの前に立たないでください。(私は2つの職場で上司にエレベーターのボタンを押させないように、ボタンを押すのは部下の仕事だと言われましたが、指摘してきたのは40~50代の女性でした。)
入室時のノックは3回
理由
日本のビジネスマナーとして定着しているのが3回ノック。2回だとトイレの場合になってしまう。
くだらない
2回でも3回でも相手に聞こえればいい。ノック無しやコンコンコンコンコンコンと相手を驚かせるようなノックは流石にやめたほうがいいと思うけど、2回3回ならどちらでも変わりはない。面接時に人事もそこまで気にしないそうなので、就活生の皆様はご参考まで。
ビールを注ぐときはラベルを上にする
理由
銘柄を見せるため、ラベルを汚さないため。
私の見解
知らない銘柄を飲みたくないなら注がれる前に確認すればいい、見えなければ見せてと言えばいい。ただのコミュニケーション不足。ラベルを汚さないというのは本来ワインの話であって、ビールとは何の関係もない。
常識は理由にならない
自分の思うマナーが出来ていない人に対して、なぜそのマナーが必要かきちんと説明はできますか?「常識だから」は理由にはなりませんし、マナー発祥の理由を考えてみると、意外とそのマナーは意味を成さないものだったりします。
最近だと「マナー講師」を名乗る人も出始めて、有難いことに新しい無駄マナーを作り上げてたおかげでまた一つ二つと名ばかりマナーが増えてしまいました。
マナーとは相手に強要するものではなく、自分の気持ちです。マナーを強要する人が多くいますが、個々の行動の尊重という観点からみるとマナーを強要することが良いこととは到底思えません。犯罪だったり、人を傷つける行為をしていないのですから、問題ないのではないでしょうか。
みんながやっているから、常識と言われているからで判断するのでなく、それぞれが思いやりある行動をしたいものです。